カーボン芯材について

カーボン芯材シートは、厚さわずか0.04mmという紙よりも薄い超極薄ながら、優れた強度と耐久性を発揮する先端素材です​。

財布やバッグの芯材(補強材)として理想的で、製品を軽量・薄型化しつつ耐久性を飛躍的に向上させます。日本の高度な材料技術によって開発・製造された日本製品であり、その品質と信頼性も折り紙付きです。

0.04mmの超極薄シートと優れた強度

厚さ0.04mmという非常に薄いシートでありながら、高い剛性・強度を持つ点が本製品の最大の特長です​。

炭素繊維素材ならではの高強度と軽量性により、わずかな厚みでも抜群の補強効果を発揮します。実際、炭素繊維強化素材は鉄に比べて重量が1/4で強度は10倍にも達するほど強靭なことで知られており​、本シートもそのメリットを最大限活かしています。薄いシート状でも裂けや曲げに対する非常に強力な耐性を示し、芯材として信頼できる強度を提供します​

 

財布・バッグの芯材に最適

超薄型で高強度な本シートは、財布やハンドバッグなどの芯材用途に最適です。例えば薄く漉いた革やシープスキンなど、柔らかく耐久性が不安な素材であっても、本シートを芯材として貼り合わせるだけで革の耐荷重性・耐引き裂き強度を大幅に強化できます​。素材本来の薄さと軽さを損なわずに補強できるため、スリムなデザインの財布や軽量なバッグを実現しつつ、型崩れ防止や耐久性向上といった機能面でも大きな効果を発揮します。従来は難しかった薄革素材の製品化も、このカーボン芯材シートにより可能になります。

0.7mmの豚革。カーボン芯材なし(左)とあり(右)。

 

従来素材との比較による優位性

一般的な樹脂板やボール紙製の芯材では、必要な強度を得るために本製品よりも数倍厚い素材を使用する必要があり、どうしても製品が分厚く重くなりがちでした。これに対し、本カーボンシートは強度重量比(強度と重量のバランス)に優れているため、極薄のままで同等以上の剛性・強度を確保でき、製品全体の薄型化・軽量化に大きく貢献します​。さらに、カーボン素材は湿度や温度変化による劣化が少なく、長期の使用にも耐える高い耐候性・耐久性を備えています。金属板のようにサビの心配もなく、樹脂や紙のように年月とともに脆くなることもありません。つまり、本製品を採用することで、従来素材では実現し得なかった薄さ・軽さと耐久性の両立が可能です。

このようにカーボン芯材シートは、これまでにない薄さと高強度によって製品の品質と性能を飛躍的に高める革新的な素材です。財布やバッグをはじめ、薄さ・軽さ・強度が求められるあらゆる製品分野で、設計の自由度向上と高付加価値化に寄与します。日本製の信頼できる高機能芯材として、ぜひ一度その効果をお確かめください。